マツダ アクセラ

はい、それではマツダアクセラをレポートします。エンジンの種類が3種(ガソリン、ハイブリッド、ディーゼル)もあると昨日書きました。しかもガソリンは1.5リッターと2リッターの2本立てですので、4種類のアクセラがあるということになります。

まず外観です。個人的にはアテンザが現行の国産No.1デザインであると感じているのですが、その流れをくむアクセラも上手にまとめられていると思います。アテンザは幅が広すぎて国内向けとしては苦しいことは承知の上でしょうから、あのデザインの本命はこちら、ということでしょうか。旧モデルも若者向けのスタイリッシュなデザインでしたが、一クラス車格が上がったようなクオリティーを感じます。

中身は、といえば、マツダ渾身のテクノロジー、スカイアクティブが生かされた、低燃費なのにアクティブなクルマに仕上がっています。前作もスカイアクティブを売り文句にしていましたが、よりスムーズになっており、見た目に負けない仕上がりです。

走らせてみますと、これはエンジンによってかなり性格を変えます。プリウスのシステムを借りたハイブリッドはセダンのみで、ターゲットはこれまでマツダを選択肢に入れてこなかった40歳以上、でしょうか。実は試乗出来ていないのでプリウスとどう違うか、などは言えないのですが、ハイブリッドということで潜在的な顧客は多いのだと思います。2リッターは「ベストバランス」との声も聞きます。実際、クルマのキャラクターにもっとも合っていると感じました。乗り心地も落ち着いており、マツダがヨーロッパで売れているのも分かる気がします。1.5リッターは速いクルマではないと感じましたが、私のような素人が調子に乗ってエンジンを回し、ぐいぐい走らせるクルマとして好ましく感じました。私なら2リッターよりこちらを選びます。ディーゼルは、一昨日書きましたが、“カルトカー”です。不必要にトルクがあり、とんでもない加速をします。それを体感すれば、ベースグレードの倍に届かんとするプライスも分からないではないですが、アクセラが300万円っていうのは、どうなんでしょうと感じてしまう私は古い人間なんでしょうか・・・。まぁ、ライバルなんていない孤高の存在になるのだと思いますが、多分、そんなに売れなくて、カタログ落ちするんじゃないでしょうか(失礼!)。つまり、選ぶべきベスト・オブ・アクセラは、買うなら今しかない(!?)このモンスターディーゼルでしょう。やっぱりクルマにはキャラクターが必要で、それが濃ければ濃いほどクルマ好きはクラクラするっていうことでしょうかねぇ。ついでに言うと、うちの嫁はこのディーゼルが乗り心地も一番良いと言っていました。エンジンが大きくて重いせいかなぁ。


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マツダ アクセラ
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