日産 エクストレイル

今回は現在販売好調の日産エクストレイルを紹介します。

皆さん、実車をご覧頂きましたか?そろそろ街でも見かけるようになり始めましたが、もし今クルマを探しているなら、エクストレイルに興味がそれほどなくても一度日産のディーラーに行ってみてください。きっとそのスタイルに魅了されると思います。旧モデルもSUVらしいスクエアなスタイルでモデル末期まで人気があり、このニューモデルには日産社員からもかなりの抵抗があったと聞きましたが、こりゃ、大正解でしょう。なにせ問答無用にかっこいい!ゴーン体制からデザインコンシャスな会社になってきたと感じていましたが、その中でも出色の出来。日産No.1のスタイリッシュモデルです。質感も高く、これで250万円ならレクサスとかお金の無駄なんじゃないのかと思えるほど(言い過ぎか)。安全装備も満載で、隙はありません。早速試乗しましょう!

中を見ると、スッキリした中にも品のある造形。万人受けしそうです。このモデルから採用になった3列シートは・・・、MINIの後部座席と同じくらい?小学校低学年までくらいなら使えるかも。過剰な期待は禁物です。ぜひその目でご確認ください。走らせると、「おっ」と思わせるものがあります。アイポイントが高い割に「乗用車」しているのです。エルグランドの上級モデルに期待して乗って、その「トラック感」にがっかりした記憶も新しい私には、その懸念を払拭するナチュラルな走りに出だしから感心してしまいました。そしてその「乗用車」は、軽快とまではいかないまでも十分な動力性能があります。全幅が1840mmと国内を軽視したサイズ感であっても最小回転半径は5.6mと許せる範囲。ちなみに燃費も16.0km/Lと、このクラスとしては上出来です。ちょっと買いたくなっちゃうね。ちなみに、今回のこのデザインは一回り小さいデュアリスとの一本化に伴う判断だとか。期せずしてヨーロッパで人気があっても日本では売れない代表格だったデュアリスの終焉を知ることになってしまいました。

さて、今後の課題は、このデザインレベルを保ったままもう少し小さくしてもらうことと、このモデルでディーゼルを出すことですかね。現在、ディーゼルは旧モデルのみの販売となっていますが、フルチェンジしたこの「乗用車」にもディーゼルがほしいというのは私だけの望みではないはず。それならモアパワーも容易に叶うはず。ディーゼルはライバルのCX-5の専売特許ではないと日産が証明してくれると、日本にもディーゼルが根付くようになるはず。ただ、今後はハイブリッドモデルの販売が予定されており、ディーゼルモデルは風前の灯火かも知れません・・・。

追記

そうそう、購入の際はぜひ「赤」を選択してください。スタイルのいい車に赤は映えますよ。もちろんわざわざこれを書く理由もあって、それは、日産独自の塗装保護技術(スクラッチシールドというらしい)で色焼けの心配がなく、屋根がない駐車場だからといって鮮やかなカラーを躊躇することもないとディーラーで聞いたからです。本当かどうかは時間が経ってみないと分かりませんが、確かにホンダや三菱に比べ、陽に焼けて変色したクルマを見ないような気もします。こういう技術はどこかの会社の専売特許にならないことを願うばかりです。

本物の情報はこちらから
メーカーの公式HP
日産 エクストレイル
http://www.nissan.co.jp/X-TRAIL/
web CG
http://www.webcg.net/articles/-/29978